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2021年 3月 15日 お久しぶりです!大田原です!

 

お久しぶりです!大田原です!

2月1日から3月10日まで病院実習に行ってきました!

実習内容はもちろんのこと

人生で初めて目の当たりにした臨床に対し自分がどう感じたのか

病院実習に行く予定がある人たちへの

アドバイス的なところができたらなと思います!

 

まずは実習の内容ですが、合計で約11部署を回りましたが

本来なら1部署1週間で回るところを3日しか回れていませんので

手を動かすことよりも講義形式が多かった印象です。

講義形式というのは担当の方からプリントが渡され

プリントに沿ってお話を聞き

質問をするという形でした。

担当の方から質問を投げかけられることも多いですが

答えられなかったからと言って咎められることはなく

丁寧に教えていただきました。

ルーチン(毎日やるような業務や検査)を

体験する機会があった部署もありましたが、

基本的には難しいことは指示されませんので

そこは安心してください笑

また、自分たちの担当の方は

やらなければいけない業務がありながらも

お時間いただいて自分たちの指導して頂いています。

なので、緊急の場合は自習形式をとることも多々ありました。

 

ざーっと総合的に見てこんな感じだったのですが

部署によって内容が結構異なるので

そこは気になる人は自分に直接きいてください!

 

始めて臨床の現場を見て

僕が感じたことは

医療従事者はずっと勉強しなきゃいけないと感じました。

そう感じた理由は疾患に対する知識量の膨大さです。

実習中に聞いたことのない疾患や

疾患名は知っているが治療法までは

わからないということが多くありました。

大学で学ぶ内容は主に検査項目ごとの測定原理や基準範囲、

検査に関連する疾患名と疾患の機序ぐらいです。

しかし、臨床に出ると検査との関連性の低い疾患に対しての

知識や疾患の治療法や治療薬

治療薬の作用機序等の知識が必要になります。

そしてこれらの知識は

勉強する場が設けてられているわけではなく

自学しなければいけません。

勤務中は通常の検査業務があるため勉強する時間などはなく、

自分で勉強する時間を確保しなければいけません。

なので、学問的に

生物分野、化学分野に興味がない

と厳しい部分もあるかなと感じました。

 

病院実習を行ってひしひしと後悔していることは

もっと勉強していけばよかった

ということです。

その理由として

うるおぼえになっている知識を聞いたとき

覚えることに必死になってしまい

全く疑問が生まれてこないからです。

あくまでも個人の意見ですが、病院実習というのは

大学で学んだ内容がどのようにして臨床で扱われているか

を学ぶ場だと思っています。

大学で学んだことがそのまま臨床でも行われているのか、

はたまた行われていないのか、なぜ行われていないのか、

異なる方法があるのかなど「臨床にフォーカスするべき」だと考えています。

なので教科書に載っているような内容は自分で勉強すればいいし、

そこに準じた質問も大学の先生にすればいいんです。

臨床に出ている方にしかできない質問をするべきなのにもかかわらず、

完全に勉強不足で知識を覚えることに集中してしまったのは非常に後悔しています。

なので実習に行く予定の人たちは十分に勉強して欲しいと思います!

 

明日のブログは橋本先生です!

お楽しみに!

 


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