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2021年 3月 23日 What is 臨床検査技師?

 

こんにちは!綾瀬校担任助手3年大田原です!

今日のブログは自分が目指している

臨床検査技師

という職業の紹介させてください!

 

臨床検査技師とは医療職の一種で

この職業に就くためには

国家試験を合格する必要があります。

 

臨床「検査」技師という名前の通り、

主に検査業務を担当しています。

基本的に医師から検査項目のオーダが入り、

そのオーダに従って検査をします。

なので、

患者の疾患を判断し治療方針を立てることはありません。

イメージとしては

検査結果を医師に返すだけって感じです。

残念ながら看護師や理学療法士等の他医療職に比べて

患者さんの前にでる機会は少なく

一般認知度は非常に低いです。

同じ医療職からも

臨床検査技師って何してるの?」と思われる始末。

 

じゃあ、実際臨床検査技師は何をしているのか??

臨床検査技師の検査業務は

検体検査生体検査

の2つにわけることができます。

 

検体検査とは

人体から得られた被検査物(血液、尿、便など)について、

成分分析(血糖や赤血球数など)や

微生物の有無等の検査を行うことです。

みなさんに馴染みのある検査といえば、

学校等で行う尿検査便検査

今かなり話題のPCR検査

この検体検査の部類に入ります。

検査機器で検査をしたり、

顕微鏡を使って検査したりします。

現代の検体検査のほとんどは機械が担っています。

なので、臨床検査技師は

精度管理が

(ちゃんと正しいいつでも数字が出るかを管理する)

主な業務となっています。

とはいっても

まだまだ人の手が必要な部分がたくさんあるので

機械にすべて業務が取られるということはありません。

 

生体検査とは

検体検査とは異なり

患者あるいは受診者自身を対象とする検査です。

検査内容としては各種心電図、脳波、

筋電図などの電極を通した電気的情報を調べる検査や、

肺機能検査(呼吸機能検査)、超音波検査、

心音図、基礎代謝、サーモグラフィなど多岐にわたります。

心電図検査はだれしも1度は

受けたことがあると思います。

混同されがちなのが、

X線検査や放射線検査は放射線技師の業務なので

臨床検査技師の業務ではありません。

生体検査は患者さん本人を相手取る検査なので、

患者さん動き一つで検査結果が

変化してしまう可能性があります。

なので、生体検査は患者さんとの

コミュニケーションが重要になってきます!

 

臨床も出たことがなく

たかが3年しか勉強していない

自分が言うのは恐れ多いですが、

どんな人が向いているかと聞かれれば

人体に興味がある人

と答えます。

臨床検査技師に限らず、

医療職は常に勉強し続けます。

その勉強するモチベーションの根底には

やっぱり学問分野への興味が

大事になってきます。

なので

手先の器用さだったり、

頭の良さ等は関係なく

単純に人体に興味があるか否かが

向いているか否かに関係するのかな

と自分は思っています!

 

明日のブログは

岩瀬先生です!お楽しみに!