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2020年 6月 16日 これからの生物の勉強について

 

こんにちは!!

理科科目「生物」の勉強法を

ご紹介したいと思います

目指す大学によって

求められるレベルが異なりますが

ざっくり話していこうと思います!

とは言っても長文になってしまったので

よろしくお願いします(笑)

 

前提として、生物の対策をしたいのであれば

まず英語を完成させてください。

むしろ、理系において数学、理科は

当然のようにできるため

英語で差がついてしまうことが多くあり、

英語のせいで合格を逃してしまいます。

なので、英語を完成させてから

生物の得点化を始めましょう。

 

だいたい生物はこんな感じです。

教科書レベル

大体共通テスト模試で

だいたい50点以下ぐらいが

教科書レベルです。

生物は他の理科科目に比べて暗記量が多く

1度覚えるのにも一苦労なうえ

メンテナンスにかける労力も大きいです。

 

これは完全に僕の体験なのですが

自分の好きな分野(代謝や人間の体の構造)は

頭に入りやすいが

嫌いな分野(植物や遺伝)は

かなり時間がかかりました。

 

なので、教科書レベルの内容を頭に入れ

得点化するにも時間がかかることを

覚悟しておいてください。

 

生物に割ける時間にもよりますが

0からのスタートで

教科書レベルをマスターするためには

約2か月かかります。

 

具体的な勉強方法ですが

①教科書を読んで原理など理解をする

②受験で問われやすい事項を暗記する

 

①教科書を読んで原理など理解をする。

教科書を1周読む

自分の納得しない部分を解消する。

または簡単な問題集を1週解き

解答を見てもわからない部分を無くす。

 

1週じゃ不安という方は

2週やっても良いのですが

この段階の目的は

「わからないを解消する」ことにあるので

がっつり覚えようとしなくても大丈夫です。

(東進の受講で言えば、高等学校対応生物です。)

 

 

 

②受験で問われやすい事項を暗記する。

教科書は網羅的に書いてはありますが、

受験において

どれを優先的に覚えるべきなのかが不明確です。

なので、受験で優先順位の高いもの

教えてくれる参考書が必要になります。

僕は担任助手の先生にお勧めされた

「シグマベスト 高校これでわかる生物」

という参考書を使っていました。

しろくまが目印です。

その他にも同系統の参考書があるので

ぜひ見てみてください。

(東進の受講で言えば、スタンダード生物や

ハイレベル生物が該当します。)

 

この段階は暗記ゲーになってくるので

ゴリゴリ覚えちゃってください。

ただ暗記するだけでなく

問題演習などでアウトプットしながらだと

定着が速く、得点化もしやすいです。

自分はアウトプットとしてセンター演習も

同時並行していました

 

共通テストレベル

大体共通テスト模試で

だいたい50~80点が

共通テストレベルです。

 

このレベルで行うのは

共通テストレベルの問題演習

またはセンター過去問です。

共通テストの問題構成は大雑把に言って

「知識問題・計算問題・実験考察問題」

共通テストで差がつくのは「計算問題」です。

知識問題はみんなが覚えてくるので

差はつきませんし

共通テストの実験考察問題は

本文を読めば

すぐわかってしまうものが多いです。

 

そのため、共通テストレベルでは

問題形式への慣れ

知識の定着

計算問題の得点化

が目的になります。

 

生物選択者の多くが

計算問題(遺伝計算・筋肉の伝達速度など)に

苦手意識を持っていますが

出題されるパターンは決まっており

1度マスターしてしまえば

得点化しやすいものです。

ですが、1度解いただけで使いこなせる人は

ほぼいないため、

同じ問題の解きなおし

同系統も問題へのチャレンジが

必要になってきます。

そのため、上記の問題演習が必要になります。

 

この段階は最短で2か月、長くても3か月。

しかしこれも英語と数学がある

程度得点化している場合に限ります。

英語:数学:生物=5:4:1の割合であれば

恐らくもっと時間がかかるでしょう。

 

難関大レベル

共通テストで十分点数が

取れているのが難関大レベルです。

 

難関大レベルというのは

医学部や難関国公立レベルを指します。

明青立法中は難関大レベルと

出題傾向が異なり

知識量だけでなんとかなってしまうことが

ありますが難関大レベルではそういきません。

 

その理由が「実験考察問題」です。

共通テストレベルの実験考察問題は

読めばとけてしまうものが

ほぼでしたが、難関大レベルは

より知識の正確性を求められ

実験をする上での条件が非常に多く

情報の処理能力も求められます。

その上、記述問題も出題する大学もあるため

高得点を取るには膨大な演習を必要とします。

 

そのため、段階で行うのは過去問演習

そして類似問題の演習。

あとは記述対策や

難度の高い計算問題演習になります。

 

正直、この問題演習にどれほど時間とれるかが

生物攻略のカギになってきますので

より早くこの段階に入る必要があります。

 

最後に

今回段階ごとにざっくりと話しましたが

もっと細かい話を聞きたいときは

直接聞いてくれると嬉しいです!

結局点数化につながるのは

どれだけ生物が好きか

だと思っています。

自分も生物が勉強の中で一番楽しくて

新しい知識を得ることを楽しみにしてました。

なので

なんでそうなるのか

なんで存在しているか

など小さな疑問でも素通りせず

解決する努力をしてほしいと思ってます!!

 

明日のブログは内村先生です!

お楽しみに!

 

 

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